操作系と計器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 07:51 UTC 版)
「ベッドフォード・CA」の記事における「操作系と計器」の解説
ギアチェンジレバーはコラムシフトで、ウインカーのスイッチは計器盤に付いていた。ヘッドライトのスイッチは足踏み式で、スタータースイッチはサイドブレーキ下の床に付けられたプッシュボタン式であった。 計器は速度計、燃料計、水温計のみであった。 ベッドフォード・CAが設計された時代は半導体部品がまだ高嶺の花であり、自動車部品に応用するには適していなかった。このため水温は揮発性の液体を詰めたカプセルに繋げられた毛細管を通して機械的に測られた。カプセルはウォーターポンプ本体に捻じ込まれていた。エンジン冷却液の変化が揮発性の液体を蒸発や結露させ、水温計の機械リンケージへの圧力を変化させることで計器の針を動かしていた。後のモデルでは電気式計器が使用された。 燃料計は現代の車と同様に電気的に制御されていた。燃料タンク内のセンサーユニットは燃料の量を測るために浮動可変レオスタットの電気抵抗を利用しており、それ故に新しい半導体の技術には依存していなかった。
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