撮影・トラブル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 03:14 UTC 版)
「007/慰めの報酬」の記事における「撮影・トラブル」の解説
シリーズ最多の6か国で撮影された。 本作の撮影中はトラブル続きであった。後述の車両事故の他、チリでのロケでは撮影に反対する現地の町長が車でセットに乱入し、逮捕される騒ぎが起こった。また、ボリビアの副教育文化相は、作中にボリビア人とされる麻薬密輸業者が登場することについて、プロデューサーに抗議文を送った。さらに、ダニエル・クレイグは撮影中に指に負傷し、顔にも8針縫う傷を負って、撮影終了後に美容整形を受けた。 ボンドカーは、オープニングで激しいカーチェイスを繰り広げた。なお、2008年4月19日午前6時(現地時間)、イタリアのガルダ湖でのロケのため、スタントマンがDBSを撮影場所まで移動させていたところ、コントロール不能になって車ごと湖に沈んでしまうというアクシデントが起きた。車の引き上げの模様は、衛星テレビのスカイ・イタリアで放送された。スタントマンは救助隊に救助され軽症ですんだが、このとき撮影に使えるDBSは、湖に沈んだ1台だけだった。事故はそれだけでは終わらず、アルファロメオが大破した3度目の事故では、スタントマンの1人が重体に陥った。
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