撥音と促音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 03:06 UTC 版)
原則として、撥音「ん」は「n」で表す。例外として旧ヘボン式では「b」「p」「m」の前に限り「m」を使う。 撥音の後に母音やヤ行音が来てナ行音と区別できなくなった場合は、旧ヘボン式では間に「-」(ハイフン)、修正ヘボン式および訓令式では「'」(アポストロフィ)を挿入する。 (例)shin'ai(親愛、shinaiだと竹刀と誤読の恐れ) shin'yō(信用、shinyōだと「屎尿」と誤読の恐れ) Ken'ichi(健一、kenichiだと「ケニチ」と誤読の恐れ) 原則として、促音は直後の子音字を繰り返す。例外として、旧ヘボン式および修正ヘボン式では直後が「ch」の時は「tch」とする。語末の促音(感嘆詞「あっ (a')」「それっ (sore')」などに現れる)表記については、どの方式でも公式には定められていない。
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