搬器の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/14 00:25 UTC 版)
ロープウェイ 観光地に多く使われている。ドアの付いた密閉式の搬器であることが多いが、窓が開閉可能なものもある。 ゴンドラリフト 1つの搬器で搬送できる人数が4人から12人と効率的で、かつ乗客数に応じて搬器の数を調整できるが、設置に高い経費がかかる。スキー場に設置されていることが多い。山岳地帯以外での設置例は博覧会での会場内輸送機関(1970年の日本万国博覧会、1989年横浜博覧会、1990年の国際花と緑の博覧会等)や、東京ディズニーランドでの「スカイウェイ」、よみうりランドでのスカイシャトル、横浜市のYOKOHAMA AIR CABINがある。 チェアリフト 最もよく使われている搬器。1つの搬器で1人~8人を搬送できる。搬器の前方で待機し、搬器に直接着座する。スキー場や観光地など、さまざまな場所で利用されている。 自走式搬器 搬器にエンジンなどの動力源を搭載し、リモコン操縦により搬器自身で移動を可能にしたもの。木材などを搬器からワイヤーで吊るすなどして貨物輸送を行う。次世代の都市交通システムとして旅客用も開発の動きがある。 コンクリートバケット 生コンクリートを打設する際に使用する搬器。日本最大のバケットは黒部ダム建設に使われたもので、9立方メートルの容積を有した。
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