控訴審および上告審の経過
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/03 05:56 UTC 版)
「三井環事件」の記事における「控訴審および上告審の経過」の解説
三井は控訴するも、判決言い渡しから4か月が経過しても、判決の全文が出てこず、控訴趣意書を書けない異常事態になっていた。 2007年1月15日、大阪高等裁判所(若原正樹裁判長)は控訴を棄却し、地裁の実刑判決を支持した。なお、判決理由では「被告が体験した限度で不正流用があったと言わざるを得ない」と検察の裏金問題を一部認定した。 三井は上告するも、2008年8月29日最高裁(中川了滋裁判長)上告棄却決定し、懲役1年8ヶ月追徴金約22万円の実刑判決が確定した。検察官が現職時代の収賄行為で有罪判決になったのは初めて。
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