掘立柱建物の基礎のいろいろ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 08:18 UTC 版)
「掘立柱建物」の記事における「掘立柱建物の基礎のいろいろ」の解説
掘立柱建物の基礎のつくり方にはさまざまな事例が確認されている。 穴の底に柱を立てて、掘りだした土をそのまま固めながら埋め戻す。 穴の底に厚板(礎板)を敷いて柱を立て、1のように埋め戻す。 穴の底に握り拳大の石を敷いて柱を立て、同じく埋め戻す。 穴の底に人頭大の石を置いて柱を立て、同じく埋め戻す。 穴の底に柱を立て、石を入れながら、同じく埋め戻す。 2~5の工法を組にして、同じく埋め戻す。 柱下端に凹凸の仕口を設けて横木と接合する。 腕木を柱に差し込む。 横木・腕木を枕木に載せる。 横木・腕木を井桁と交差させて接地面積をさらに拡大する。 2~6のように、板もしくは石を入れるのは特に軟弱地盤における沈下防止のためであり、同じ粒度の石は沈下防止効果が高い。7~10は柱の安定補強を目的としてなされたものであり、充分な根固めもそれに加わった。
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