指数と対数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 16:17 UTC 版)
物理法則が指数関数や対数関数を含む場合、その引数が無次元量となるように式を変形できる。したがって、同じ次元の量同士の比の対数や指数関数をひとつの物理量として定義して使うことが多く、無次元ではない物理量の値の対数や指数関数を使うことは少ない。特に、同じ種類の量同士の比の対数として定義され広く使われている物理量がある。例えば、音圧レベル、水素イオン指数(pH)、吸光度、天体の明るさの等級、リヒターマグニチュードである。比の対数の単位としてネーパ(Np)、ベル(B)、デシベル(dB)の使用が国際度量衡委員会(CIPM)で認められているが、これらはSI単位とは考えられていない。
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