技術の使用法とは? わかりやすく解説

技術の使用法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/25 03:24 UTC 版)

タッキング」の記事における「技術の使用法」の解説

タッキングは時々ビーティング混同されるが、タッキング風上に向かうビーティング過程であって一般的には実際の上手回し風上向けて船首旋回すること)を意味する。下の添付図だと、赤色P1ビーティングでは5回のタッキングを、黒色P2では3回タッキングしているのが見て取れる修飾語なしで使う場合、「タッキング」という用語は常に「上手回しcoming about)」と同義語である。しかし、 一部には「風下タック」という言い方容認する人もいる。つまり、これは上手回しよりもジャイビングによるタック変化のことを指す。競技者はこの操縦をしばしば使用するというのも大半近代的帆船(特にスピンネーカー様々なステイスルを備えた大きなボート)は、風下を「一直線に」走る時よりも斜めのブロードリーチ(英語版)のほうが実質的に速く航行するからである。風下ジグザグに行くことで得られる割り増し速度は、(ジグザグのために)カバーする必要がある割り増し距離を補う以上のものになる。クルージングボートもまた、うねりが真船尾から来るとき(いわゆる追い波(following sea)」のとき)しばしば風下タックするが、これは船殻動きがより安定するからである。

※この「技術の使用法」の解説は、「タッキング」の解説の一部です。
「技術の使用法」を含む「タッキング」の記事については、「タッキング」の概要を参照ください。

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