戦前・戦中の1400形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/04 08:45 UTC 版)
「名古屋市交通局1400形電車」の記事における「戦前・戦中の1400形」の解説
1400形は当初の目的どおり名古屋汎太平洋平和博覧会の観客輸送に充当され、数は少ないながらも博覧会の動くパビリオンとしての役割を果たした。その後増備が続けられるとともに各線に投入され、2600形をはじめとした連接車各形式ともども、戦時体制が進行する中で軍需工場への労働者を中心とした通勤客輸送に重用された。太平洋戦争末期の戦災で5両が全焼、また終戦直後にも1両が事故で車体大破し、これらの車両(Nos1405,1416,1420,1423,1432,1410)は復旧時に1500形に準じたボディーへ改められたが、1500形とは側窓のRの有無で区別することができる。
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