成長様式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 23:22 UTC 版)
褐藻の成長様式は多様であり、特定の分裂細胞をもたないものから、分裂組織をもつものまでいる。 分散成長(diffuse growth)特定の分裂細胞をもたず、基本的に全ての細胞が分裂する。シオミドロ目などに見られる。 介生成長(節間成長、intercalary growth)分裂する細胞が藻体の中間部に局在する。コンブ目などに見られる。 頂端成長(先端成長、apical growth)分裂する細胞が藻体の先端に局在する。分裂細胞が1個の場合と、複数の分裂細胞が存在する場合がある。藻体が扇形でその縁辺に分裂細胞が配置している場合は縁辺成長(marginal growth)ともよばれる。アミジグサ目やヒバマタ目に見られる。また分裂細胞より先端側に毛が存在するものは頂毛成長(trichothallic growth)とよばれ、ムチモ目やケヤリモ目に見られる。
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