成瀬駒男とは? わかりやすく解説

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成瀬駒男

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/21 00:47 UTC 版)

成瀬 駒男(なるせ こまお、1931年3月12日[1] - 1995年8月14日)は、日本のフランス文学者翻訳家

経歴

神奈川県横浜市生まれ。1953年、東京大学文学部仏文科卒業。同大学院修士課程修了。國學院大学文学部助教授教授。 1995年8月14日、在任中に肝不全のため死去[1]

ルネサンスの民衆文化などを研究、『マルタン・ゲールの帰還』などアナール派の歴史書の翻訳で知られる。

著書

翻訳

  • 『実験小説論』(エミール・ゾラ、東西五月社、フランス文学全集7) 1960
  • 『世界詩人全集 20 フランス編』(新潮社) 1969 :サン=ジョン・ペルスを担当
  • 『バロック論』(エウヘニオ・ドールス、筑摩書房) 1969、のち復刊(筑摩叢書) 1985
  • 『地中海の瞑想』(ジャン・グルニエ、竹内書店、AL選書) 1971
  • 『児らに語る自伝 猛将プロテスタントの愛と血と詩』(アグリッパ・ドービニェ、平凡社) 1988.8

ナタリー・ゼーモン・デーヴィス

  • マルタン・ゲールの帰還 - 16世紀フランスの偽亭主事件』(ナタリー・ゼーモン・デーヴィス、平凡社) 1985.11
  • 『愚者の王国異端の都市 近代初期フランスの民衆文化』(ナタリー・ゼーモン・デーヴィス、平凡社、テオリア叢書) 1987.2
  • 『古文書の中のフィクション 16世紀フランスの恩赦嘆願の物語』(ナタリー・ゼーモン・デーヴィス、宮下志朗共訳、平凡社選書) 1990.2

フィリップ・アリエス

脚注

  1. ^ a b 『現代物故者事典 1994~1996』(日外アソシエーツ、1997年)p.421

参考




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