慨世として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 15:15 UTC 版)
「黄龍 (月華の剣士)」の記事における「慨世として」の解説
楓、御名方守矢、雪の養父にして、剣術の師匠。四神のうちの1つ、青龍の守護神を務めていた。しかし、地獄門の負の力にあてられたことで人類の殲滅を目論んだ嘉神慎之介によって殺された。その際に養子の守矢が嘉神の首筋に一太刀浴びせているが、当時の守矢にはそれが精一杯であり、養父の仇を討つことはできなかった。 孤児であった楓、没落士族の末裔である守矢を引き取って剣術を教えた。幼くして天災で両親を失い、さらに日本人離れした外見である雪も引き取った。雪は、自分のことを外見で判断せずに暖かく迎え入れてくれた慨世たちを信頼し、剣術を始めるようになった。彼ら3人を引き取って自分の養子にし、実の子供のように育てた慨世は、情け深い人物であることがわかる。養子である楓からは「お師さん」、守矢と雪からは「師匠」と呼ばれている。年齢は55歳で、斬鉄よりも年上。130歳に近い玄武の翁を除けば、『月華』の登場人物の中では最も高齢である。スキンヘッドで髭を生やし(口髭は生やしていない)、右目は傷があって閉じている。嘉神に殺害される場面、死を迎える場面は、守矢のエンディングで見ることができる。
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