愛のイエントルとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 芸術・創作物 > 映画 > 映画作品 > 愛のイエントルの意味・解説 

愛のイエントル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/16 01:12 UTC 版)

愛のイエントル
Yentl
監督 バーブラ・ストライサンド
脚本 ジャック・ローゼンタール
バーブラ・ストライサンド
原作 アイザック・バシェヴィス・シンガー
製作 ラスティ・レモランデ
バーブラ・ストライサンド
出演者 バーブラ・ストライサンド
マンディ・パティンキン
エイミー・アーヴィング
音楽 ミシェル・ルグラン
撮影 デヴィッド・ワトキン
編集 テリー・ローリングス
製作会社 ユナイテッド・アーティスツ
バーウッド・フィルムズ
配給 MGM/UA Entertainment Co.
UIP
MGM/UA=CIC
公開 1983年11月18日
1984年4月28日
上映時間 130分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 $40,218,899[1]
テンプレートを表示

愛のイエントル』(あいのイエントル、原題: Yentl)は、アイザック・バシェヴィス・シンガー短編小説(英題: "Yentl the Yeshiva Boy"[2]、およびそれを原作とした1983年ミュージカル映画(原題: "Yentl")である。本項では映画について記述する。

監督・製作・脚本・主演はバーブラ・ストライサンド、ミュージカルスコアはミシェル・ルグランが作曲した。

概要

ときは、女性がユダヤタルムードを学ぶことが許されていない時代。ポーランドに暮らすユダヤ人女性イエントルは、タルムードを学びたいがために男装をする、その物語を喜劇的かつフェミニストミュージカルで描いた作品である。公開当初はニューヨークロサンゼルスなど13館のみの限定公開だったが、その後徐々に拡大公開されていった経緯がある。

本作以前には、同じくアイザック・バシェヴィス・シンガーの『愛のイエントル』をもとにした戯曲『Yentl』が上演されている[3]1975年10月23日ブロードウェイユージン・オニール劇場で初演されて以降合計223回の公演を行い、トニー賞主演女優賞の候補となった。

あらすじ

イエントル・メンデル(バーブラ・ストライサンド)は、ポーランドのアシュケナジーユダヤ人コミュニティーに暮らしていた。ラビの父レブ(ネヘミア・ペルソフ)から密かにタルムードを教わり、親娘はともにトーラーを学んでいた。その父が亡くなってしまい、イエントルはタルムードを学び続けるため、男装してアンシェルと名乗ってイェシーバーに入ることを決意する。イェシーバーに入ったイエントルは学友アヴィグドル(マンディ・パティンキン)と、その婚約者ハダス(エイミー・アーヴィング)と近しくなる。のちにハダスの家族がアヴィグドルとの婚約を破棄し、さらに男の振りをしているイエントルに対してハダスが恋心を抱くことで話が複雑になってゆく。

キャスト


  • テレビ初回放送日:1989/04/19(水) TBS 水曜シネマパラダイス

受賞とノミネート

太字が受賞、それ以外はノミネートのみ。

関連項目

脚注

  1. ^ Yentl”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年11月10日閲覧。
  2. ^ アイザック・B・シンガー 著、邦高忠二 訳『愛のイエントル』晶文社、1984年。ISBN 4-794-92256-6 
  3. ^ Yentl - Internet Broadway Database(英語)

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「愛のイエントル」の関連用語

愛のイエントルのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



愛のイエントルのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの愛のイエントル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS