愛しむとは? わかりやすく解説

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かなし・む【悲しむ/哀しむ/愛しむ】

読み方:かなしむ

[動マ五(四)

心が痛む思いだ。悲しく思う。また、なげかわしく思う。「別れを—・む」「道徳心低下を—・む」⇔喜ぶ。

(愛しむ)いとしいと思う。愛する。

端正(たんじゃう)美麗なる男子を産めば、父母これを—・み愛して」〈今昔・二六・五〉

(愛しむ)深く感動する

国王、これを見給ひて、—・み貴びて」〈今昔九・一

嘆願する

「手をすり—・めども」〈宇治拾遺一〇

[可能] かなしめる


おし・む〔をしむ〕【惜しむ】

読み方:おしむ

[動マ五(四)

心残りに思う。残念がる。「散る花を—・む」「別れを—・む」「人に—・まれて死ぬ」

金品などを出すことを、もったいないと思う。出し惜しむ。「わずかの出費を—・んで大損をする」「骨身を—・まず働く」

大切に思う。尊重する。「寸暇を—・む」「名を—・む」

(「愛しむ」とも書く)愛する。めでる。慈しむ

「お前を憎み、お前を—・み」〈近松秋江別れたる妻に送る手紙

[下接句] 体(からだ)を惜しむ・名を惜しむ名残(なごり)を惜しむ・骨を惜しむ骨身を惜しまず


いとし・む【愛しむ】

読み方:いとしむ

[動マ五(四)いとおしむ」に同じ。「命を—・む」


いつくし・む【慈しむ/愛しむ】

読み方:いつくしむ

[動マ五(四)目下の者や弱い者に愛情を注ぐかわいがって大事にする。「わが子を—・む」

[補説] 平安時代の「うつくしむ」が、「いつ(斎)く」への連想などの結果語形変化し中世末ごろ生じた語。

[可能] いつくしめる


うつくし・む【慈しむ/愛しむ】

読み方:うつくしむ

[動マ四]かわいがる。いつくしむ大切にするうつくしぶ

「憎げなる稚児(ちご)を、己(おの)が心地の愛(かな)しきままに、—・み、愛しがり」〈九六


愛しむ

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 12:42 UTC 版)

この単語漢字
いつく
第四学年
訓読み
この単語漢字
いと
第四学年
訓読み

和語の漢字表記

しむ (いつくしむ または いとしむ)

  1. いつくしむ漢字表記
  2. いとしむ漢字表記



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