恩賞方とは? わかりやすく解説

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おんしょう‐かた〔オンシヤウ‐〕【恩賞方】

読み方:おんしょうかた

建武中興政府職名論功行賞取り扱ったが、事務遅延し、公平を欠いたために諸将の不満を買った


恩賞方

読み方:オンショウカタ(onshoukata)

建武政権下の職名元弘の変恩賞に関する事務のためにおかれた。建武元年設置


恩賞方

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/19 21:41 UTC 版)

恩賞方(おんしょうがた)とは、建武政府及び室町幕府に設置された恩賞業務を取り扱った部局。


注釈

  1. ^ 流布本巻12「公家一統政道の事」[3]では、「恩賞方の長官は一人で、「上卿」と言い、洞院実世は実力不足から解任され、次の万里小路藤房は正道が行われない怒りから辞職し、さらに次の九条光経も後醍醐と佞臣の無道におろおろとするだけだった。恩賞方は審議機関でしかなく最終決定権を後醍醐天皇の親裁としたこと、天皇が恩賞問題の処理を恩賞方に一元化せずに(主に側近の要望を受けて)恩賞方の意見と違った綸旨を下したこと、そのために訴訟も頻発し更に訴訟機関が整備されていなかったために恩賞方に訴訟事務が殺到したことによって恩賞業務は混乱した」という描写あるが、事実かは不明である。そもそも「8月3日設立(実際は7月中)」「藤房は恩賞方を離れた(実際は翌年恩賞方として活動している)」「北条泰家の所領は全て護良親王に渡った(実際は岩松経家らも泰家の所領を得ている)」など、少なくとも3箇所以上で史実と矛盾している。

出典



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恩賞方

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 04:30 UTC 版)

建武の新政」の記事における「恩賞方」の解説

恩賞方は鎌倉幕府討幕運動参加したものに対す論功行賞を処理。記録所や恩賞方は調査機関であり、個々政務に関する判断下すための先例意見答申され、それらが後醍醐決裁経て綸旨」の形で発せられた。

※この「恩賞方」の解説は、「建武の新政」の解説の一部です。
「恩賞方」を含む「建武の新政」の記事については、「建武の新政」の概要を参照ください。

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