恩賞後の暮らしぶり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/06 07:15 UTC 版)
軍記物『太平記』の物語では、千種忠顕は批判的に描かれる。建武の新政の功により、後醍醐天皇から莫大な恩賞を得て、忠顕は家臣らと共に日夜酒宴に明け暮れた。宴に集う者は300人を数え、費やされる酒肴の費用は膨大な額に上った。数十間もある厩で肥馬を50 - 60頭も飼育し、興が乗ると数百騎を従えて上京や北山へ繰り出して、犬追物や鷹狩に没頭した。狩りの際は豹や虎の皮を装着し、金襴刺繍や絞り染めの直垂を着用していたという。
※この「恩賞後の暮らしぶり」の解説は、「千種忠顕」の解説の一部です。
「恩賞後の暮らしぶり」を含む「千種忠顕」の記事については、「千種忠顕」の概要を参照ください。
- 恩賞後の暮らしぶりのページへのリンク