恩賜林の歌
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1917年(大正6年)3月には、記念式典の式次第を定めて各郡市長や各学校長に通達し、式次第の中には記念日に相当する歌の合唱も定めたため、同年10月に山梨県教育会は歌詞の懸賞募集を実施した。この募集には100余点の応募作があり、甲府市に住む女性の作品が選ばれた。歌詞は文学博士芳賀矢一の校訂を受けた上で弘田龍太郎(東京音楽学校教授)が作曲し、『恩賜林記念日の歌』として制定された。制定以後、恩賜林記念日にはこの歌が小・中学校で歌われていたが、第2次世界大戦の終戦とともに学校教育が変化したため記念日の学校行事は行われなくなった。
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