恋愛小説_(2004年のテレビドラマ)とは? わかりやすく解説

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恋愛小説 (2004年のテレビドラマ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/25 09:59 UTC 版)

恋愛小説』(れんあいしょうせつ)は、2004年3月14日WOWOWドラマW」で放送されたテレビドラマである[1]原作金城一紀の『対話篇』に収録の中編小説「恋愛小説」。制作プロダクションのROBOTが初めてテレビドラマ製作に進出したことも話題になった[1]

2004年6月19日から8月13日まで、ドラマW作品では初めて劇場公開された[1][2]

あらすじ

恋人の美和と喧嘩別れしたばかりの法学部4年生の宏行は、学校の帰り道、同じ大学に通う聡史から声をかけられ、奇妙なことを依頼される。自分の遺言書を作りたいというのだ。自らを“死神”と呼ぶ聡史は不思議な過去を語り始める。

たった独りで豪邸に住む聡史は、11歳の誕生日から1か月の間に親しかった3人の友人と両親を相次いで亡くし、周りから“死神”と呼ばれて忌み嫌われる。塞ぎこむ聡史を引き取ってくれた叔母・千夏も、やっと打ち解けたと思った直後にこの世を去ってしまう。それからのちは完全に心を閉ざして生きてきたが、大学生になってからひょんなことから瑞樹と出会う。親しげに接してくる瑞樹を避けたい聡史は自分の過去を話すが、そんなことには構わない自由奔放な瑞樹と、やがて恋人関係になる。しかし、ひと夏を越して秋になったころ、瑞樹が入院する。再び過去に怯える聡史は別れようとするが、瑞樹は病院に会いに来ることを求めるのだった。人を愛したいのに愛することができない聡史が、たった1度だけ経験した悲しい恋愛の顛末。

瑞樹が亡くなってもうすぐ1年、聡史の自殺を予感した宏行は、聡史の大量の薬を密かに処分して、もう一度美和と話をしようと思っていた。

そして、聡史は、瑞樹からのたくさんのメッセージを見つけていた。

キャスト

スタッフ

受賞歴

関連商品

脚注

  1. ^ a b c 恋愛小説”. オリジナルドラマ. WOWOW. 2013年7月2日閲覧。
  2. ^ ドラマW『恋愛小説』” (PDF). WOWOWオリジナルドラマ・プロジェクト. WOWOW (2004年9月17日). 2014年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月2日閲覧。
  3. ^ 2004年日本民間放送連盟賞”. 日本民間放送連盟. 2024年10月25日閲覧。

外部リンク


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