念仏六斎の演目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/24 00:11 UTC 版)
現在[いつ?]行われる演目節白舞通常の「ハクマイ」は念仏曲であるが、京都特有の和讃の鉦曲として「節白舞」を伝承する。かつては京都各地の六斎念仏の鉦講で行われていたが、現在[いつ?]は上鳥羽のみが伝える。「節白舞」は重層的な楽節を構成している。はじめに「聖」とよばれる優雅な念仏曲の演奏に続き、阿弥陀如来の利生などの和讃が続く。さらに「ときわ」よばれる念仏曲、「十三仏」と呼ばれる十三仏の仏名を唱和した後にテンポのよい「なむぶつ」と呼ばれる念仏曲へと展開される。 飛観音「節白舞」同様に京都独自の鉦曲である。西国三十三所の霊場の札打ちを詠む和讃で構成される。観音霊場を飛ばし飛ばし唱えることからの名称である。 焼香太鼓かつて空也堂によって、天皇家の送葬儀礼「焼香式」への出仕する免許が付与された際に上鳥羽が大導師となり演奏した曲である。演奏は正式には水干を着用し、金銀太鼓と呼ばれる朱塗りに菊の御紋をあしらった太鼓を用いる。 過去行われた演目白舞 坂東 しころ 十王 その他
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