復刻と現在
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/05 03:05 UTC 版)
1985年(昭和60年)代以後に薩摩切子の復刻が試みられ、各地のガラス工場・職人・研究家等の協力もあって成功した。 1989年(平成元年)、島津家の島津興業 監修・直営の薩摩ガラス工芸に対して鹿児島県伝統的工芸品認定がなされた。(技術が継続しておらず復刻生産の為、国の伝統的工芸品には認定されない。) 現在は現存する古い薩摩切子を忠実に再現した復元・復刻物や、その特徴を踏まえた新たなデザインや色の製品や創作品も生産・販売されている。 後進の育成や展示会・デザインコンペ等への出品も行われており、また助成金による支援(薩摩びーどろ工芸)や、NHK大河ドラマ「篤姫」のオープニングにも用いられる(薩摩ガラス工芸)など、その認知を広めている。
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