復刻と翻訳
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日本では学習院大学東洋文化研究所が1953年(昭和28年)から1967年(昭和42年)にかけて高宗実録、純宗実録を含む『朝鮮王朝実録』全56冊を刊行した。この東洋文化研究所版(普及版と呼ばれている)は現在でも販売されている。1997年(平成9年)に新潮社から『朝鮮王朝実録』の内容をまとめた解説本の日本語訳が刊行されたが絶版になった。この解説本の日本語訳は2012年(平成24年)にキネマ旬報社から復刊された。 大韓民国では1968年(昭和43年)に国史編纂委員会が復刻本を刊行し、また近年、ソウルシステム社が『朝鮮王朝実録』CD-ROM版を発売している。北朝鮮では1980年代に(全400巻)、韓国でも1994年(平成6年)に朝鮮語訳がそれぞれ刊行された。その後、国史編纂委員会が朝鮮語訳の著作権を買い、2005年(平成17年)12月22日よりインターネットにおいて無料で読むことができるサービスが始まった。
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