後期旧石器時代の骨
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/15 18:20 UTC 版)
「サク・アクトゥン」の記事における「後期旧石器時代の骨」の解説
2008年3月、トゥルム洞穴学プロジェクト(Proyecto Espeleológico de Tulum)と全世界水中探検会 (Global Underwater Explorers) のダイバーであるアレックス・アルバレス、フランコ・アットリーニ、アルベルト・ナバの3人はアクトゥン・フのオジョ・ネグロ(Hoyo Negro、ブラックホール)と呼ばれる崩落部を探検した。深さ60メートルの所でマストドンの骨、43メートルの所でヒトの頭蓋骨を発見した。後者はこの地域にヒトが居住していた最古の証拠にあたる。後に頭蓋骨以外も発見されて12,000-13,000年前の15-17歳の女性であることが判明し、ギリシア神話の水の妖精であるナーイアスにちなんでナイア(英語版)と命名された。
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