役割:立方と地方
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 19:30 UTC 版)
芸妓には大まかに立方と地方との2種がある(京都でいう舞妓・芸子の別は、職掌としては、ほぼこの立方・地方の別に等しい)。 立方(たちかた) 舞踊を主にする者 地方(じかた) 長唄や清元などの唄、語りや三味線や鳴物の演奏をうけもつ者地方となるにはそれなりの修練が必要であり、通常は立方を卒業した姉芸妓が地方に廻る。そのほか、芸妓には素養としてひととおりの音曲、茶道などの修行が求められることが多い。このような事情から、昭和年間前半(1930~50年代)には、芸妓出身の女性歌手が輩出した。小唄勝太郎、市丸などが有名で、「うぐいす芸者」と称されていた。
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