彩雲の生産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/23 08:02 UTC 版)
「中島飛行機半田製作所」の記事における「彩雲の生産」の解説
彩雲は日米開戦後に試作命令が出て、設計、試作合格、量産化して戦力となった唯一の海軍機だった。通常試作機は諸性能が要求を満たしているかの試験飛行用に8機生産が普通だが、半田製作所の工場建物の完成との関係もあり、引き続き量産機を20機、計28機までをそのまま小泉の試作工場で生産し、以降が半田で生産された。半田での生産機数は、小松の13機を合わせて440機。半田第1号機は1944年6月に完成。1945年になると軍需省から内命が下りていた工場疎開の話が具体化し、1月には彩雲の生産の一部が小松市の疎開工場に移された。
※この「彩雲の生産」の解説は、「中島飛行機半田製作所」の解説の一部です。
「彩雲の生産」を含む「中島飛行機半田製作所」の記事については、「中島飛行機半田製作所」の概要を参照ください。
- 彩雲の生産のページへのリンク