弾道ミサイル技術の拡散
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 02:02 UTC 版)
「弾道ミサイル」の記事における「弾道ミサイル技術の拡散」の解説
1970年代から、弾道ミサイル技術は中小国も取得できるようになった。ソ連は安価な短距離弾道ミサイルのスカッドをエジプト、イラク、シリア、リビアなどに輸出し、1980年代には弾道ミサイル技術を重要な外貨獲得手段とみた中国や北朝鮮などによってさらにパキスタン、イラン、イエメン、トルコなど中近東を中心に拡散し(中東におけるロケット開発)、イラン・イラク戦争ではイランとイラクの双方が使用した。2007年時点で45ヶ国が弾道ミサイルを保有していると見られている。このような弾道ミサイル技術の広まりに対して拡散に対する安全保障構想(PSI構想)が実施されるようになった。
※この「弾道ミサイル技術の拡散」の解説は、「弾道ミサイル」の解説の一部です。
「弾道ミサイル技術の拡散」を含む「弾道ミサイル」の記事については、「弾道ミサイル」の概要を参照ください。
- 弾道ミサイル技術の拡散のページへのリンク