強豪奈良高専
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 17:55 UTC 版)
奈良高専において勢田は将棋部の顧問を務め、同部を強豪校に育て上げる。さらに、当時一回戦負けが多かった同高専のロボットコンテスト(ロボコン)チームを強くするため、2007年に設立された「ロボコンプロジェクト」のプロジェクトリーダーに就任する。勢田は専門外ながらも遅くまで活動する学生を親身になって支えたという。勢田は専用の活動場所を学校に要望し、2008年に「ものづくり工房」が設置される。同年の大会において、奈良高専は近畿地区大会優勝を達成、全国大会に出場する。 翌2009年に地区大会で敗退した際の「俺はもう一度国技館に行きたかった」という勢田の言葉に学生は奮起し、奈良高専ではそれまで5年生は引退していたが、高橋智也や大畑直樹、川節拓実らが5年生でも2010年大会に参加する。「隼」は全国大会出場を決め、大会最速記録、全国ベスト8、アイデア賞受賞を成し遂げた。さらに翌2011年大会の近畿地区大会において、奈良高専は優勝・準優勝の1・2フィニッシュを達成している。
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