強豪への道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 14:32 UTC 版)
「アサヒ飲料チャレンジャーズ」の記事における「強豪への道」の解説
アサヒビール飲料がスポンサーとなった1993年以降、着実に進められてきたチーム強化策が結実するのが、日本社会人リーグがXリーグに名称変更して2年目の1998年シーズンである。京大出身の藤田智ヘッドコーチ(現:富士通ヘッドコーチ)の指揮の下、この年、Xリーグの挑戦者として挑むべく、アサヒ飲料チャレンジャーズに名称変更して参加した秋季リーグ戦の初戦で松下電工インパルス(現:パナソニック インパルス)を完封で下すという、誰もが予期し得なかったサプライズを見せ、その後も立て続けにマイカルベアーズ(現:クラブベアーズ)、サンスターファイニーズ(現:エレコム神戸ファイニーズ)と連勝を続け、前年度5位から一気にXリーグ西地区初優勝を遂げ、FINAL6へも初進出。それまで4位以下が通例で、2部降格も幾度も経験しているチームがリーグ戦全勝優勝を遂げた成果は大きな話題を呼んだ。翌1999年も西地区を全勝で連覇、それまで松下電工に次ぐ2番手の位置を争っていたサンスター、マイカルの両チームが、それぞれの事情により2000年シーズン以降次第に凋落していくのと入れ替わるように、一躍西地区の首位を争う存在となり、松下電工と並び関西のみならずXリーグの強豪の一角を占めるチームとして広く認知されるようになる。
※この「強豪への道」の解説は、「アサヒ飲料チャレンジャーズ」の解説の一部です。
「強豪への道」を含む「アサヒ飲料チャレンジャーズ」の記事については、「アサヒ飲料チャレンジャーズ」の概要を参照ください。
- 強豪への道のページへのリンク