引田虫麻呂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/20 01:48 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動引田 虫麻呂(ひけた の むしまろ)は、奈良時代の貴族。姓は朝臣。官位は従五位下・木工頭。
経歴
聖武朝において、初めて来朝した渤海使の使節・高斉徳らを渤海に送り届けるため、神亀5年(728年)2月に送渤海客使に任ぜられる(この時の位階は従六位下)。6月に他の使者と共に渡海の功労として昇叙されて正六位上となり、第一次遣渤海使の正使として渤海に向け出発する。天平2年(730年)8月に帰国し[1]、9月に聖武天皇に対して渤海からの進物を献上している[2]。天平3年(731年)に外従五位下に叙せられ、主殿頭に任ぜられる。
天平10年(738年)斎宮長官。天平12年(740年)聖武天皇の東国行幸に従って外従五位上に昇叙される。天平13年(741年)摂津亮、天平15年(743年)土佐守と地方官を経て、天平18年(746年)従五位下(内位)・木工頭に叙任されている。
官歴
『続日本紀』による。
- 時期不詳:従六位上
- 神亀5年(728年) 2月16日:送渤海客使。6月7日:正六位上
- 天平3年(730年) 正月27日:外従五位下。6月13日:主殿頭
- 天平10年(738年) 閏7月21日:斎宮長官
- 天平12年(740年) 11月21日:外従五位上
- 天平13年(741年) 12月23日:摂津亮
- 天平15年(743年) 6月30日:土佐守
- 天平18年(746年) 4月22日:従五位下(内位)。6月21日:木工頭
脚注
参考文献
固有名詞の分類
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