引取課税とは? わかりやすく解説

引取課税

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 22:50 UTC 版)

軽油引取税」の記事における「引取課税」の解説

軽油引取税は、特約業者又は元売業者からの軽油引取り特約業者元売業者からの引取り及び元売業者の他の元売業者からの引取りを除く)で現実納入を伴うものに対し、その数量課税標準として、その軽油納入地所在の都道府県課税する(引取課税・同法144条の2第1項)。 軽油引取税における納税義務者は、特約業者又は元売業者から軽油現実納入を伴う引取りを行う者である。これらの者に軽油引渡す特約業者又は元売業者は、特別徴収義務者として当該引取者から軽油引取税特別徴収して、都道府県納入する義務を負う。 元売業者軽油製造することを業とする者、軽油輸入することを業とする者又は軽油販売することを業とする者で、総務大臣指定受けている者(同法144第1項第2号特約業者元売業者との間に締結され販売契約基づいて当該元売業者から継続的に軽油供給を受け、これを販売することを業とする者で、都道府県知事指定受けている者(同法144第1項第3号) 引取課税においては流通途中段階で税が課されることになるが、当該税額軽油代金上乗せされ、最終的に軽油消費者実質的な税の負担者になることが制度的に予定されている。

※この「引取課税」の解説は、「軽油引取税」の解説の一部です。
「引取課税」を含む「軽油引取税」の記事については、「軽油引取税」の概要を参照ください。

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