建築におけるエンブレム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/13 09:36 UTC 版)
「エンブレム」の記事における「建築におけるエンブレム」の解説
ローマ人たちにとって、「エンブレマ(Emblema;複数形:エンブレマタ、emblemata)」という語は、モザイクまたはレリーフの中の装飾を意味し、15世紀以降も建築のtermini techniciに属していた。概念を表した類像的絵画・彫刻・彫刻は家々に添えられ、銘のように建築上の装飾(ornamenta)に属していた。レオン・バッティスタ・アルベルティの『建築論』が出版されてからは、エンブレム(エンブレマ)はエジプトのヒエログリフに関連づけられ、秘密の類像的な言語と見なされるようになった。そのために、エンブレムは古代ギリシア・ローマのみならず古代エジプトまで含めた、ルネサンスの古代の知識に属した。その証拠に、16世紀・17世紀ローマには多数のオベリスクが建設された。
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