延命・機能向上工事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 01:53 UTC 版)
「つがる型巡視船」の記事における「延命・機能向上工事」の解説
海上保安庁では、船齢30年を超えたPLHについて延命・機能向上工事を進めており、まず2009年・2010年に「そうや」が改修されたのに続いて、本級も対象となり、順次に改修されている。 延命・機能向上工事は下記のような内容を含んでいる。 C4ISR機能の強化 航海船橋区画を大きく拡張して操船・運用司令区画等を統合し、指揮・統制機能の強化が図られた。また赤外線捜索監視装置や遠隔監視採証装置、ヘリコプター撮影画像伝送装置の新設により、夜間監視・情報収集機能の強化も図られている。 航空運用機能の強化 上記のヘリコプター移動装置の装備により、格納庫から機体の移動が容易に行えるようになった。 電気系統の強化 各種装備品の更新強化に伴う電力需要の増大に対応して、主発電装置および主配電盤を換装した。また照明のLED化も進められた。
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