廃止代替バス問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 03:33 UTC 版)
2004年3月に、奄美交通が親会社の方針に沿って島内の合計39系統を廃止すると国に届け出たのを受け、沿線自治体では同年7月、奄美交通の路線バス廃止後に代替バスを運行する方針を決め、運行は岩崎バスに委託されることになった。ところが、直前になって奄美交通が一部の路線について廃止を撤回したため、岩崎バスが受託した代替バスと奄美交通のうち10数路線が競合するという事態に陥った。 もともと利用者が少ないために廃止対象となった路線で2社が競合することになったため、路線収支は大変厳しいものとなり、特に競合路線は全て赤字という状態になった。その後もしばらく競合が続いたが、自治体とバス事業者の協議が行われ、2006年10月からは路線再編成が行われ、競合状態は解消された。
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