こうたいいき‐じしんけい〔クワウタイヰキヂシンケイ〕【広帯域地震計】
広帯域地震計
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 08:13 UTC 版)
測定周波数範囲が広く、大地震の検知や遠く離れた震源から伝播するゆっくりした揺れまで検知し、主に地球の深部構造である地殻の研究や震源メカニズムの解析に用いられる。この種の地震計ではSTS-1またはSTS-2地震計が主力である。温度変化や気圧変化に敏感であるため地下の横坑の奥に設置されることが多い。 IRISという国際機関が全世界的な広帯域地震計の観測ネットワークを運用している。 日本では、防災科学技術研究所が F-net を運用している。
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