年忌法要一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 16:29 UTC 版)
故人の祥月命日のうち、定められた年に行われる法要が年忌法要である。宗旨、地域によっても異なるが、一般に下記の法要が行われる。また、祥月命日に行うのが最善であるが、当日に都合がつかない場合は、その日より前の日に行うのが一般的である。三回忌以降は数え年の数え方であるので実際の経過年数と一致しない。 百ヶ日:没日の99日後。卒哭忌(そっこくき)。 一周忌:没年の翌年の祥月命日(以下、祥月命日は省略する)。一般に、この日までが「喪中」とされる。服忌令という法令に基づいて、13か月とする場合もある。 三回忌:没年の2年後。最近では三回忌まで親類を呼ぶ場合が多い。 七回忌:没年の6年後。 十三回忌:没年の12年後。 十七回忌:没年の16年後。 二十三回忌:没年の22年後。 二十五回忌:没年の24年後。 二十七回忌:没年の26年後。 三十三回忌:没年の32年後。かつては三十三回忌まで親類を呼ぶ場合が多かった。 三十七回忌:没年の36年後。 四十三回忌:没年の42年後。 四十七回忌:没年の46年後。 五十回(遠)忌:没年の49年後。以降50年毎に、百回遠忌(没年の99年後)、百五十回遠忌(没年の149年後)…となる 三十三回忌または五十回忌の「弔い上げ」の際、寺への寄進や永代供養を行う場合が多い。
※この「年忌法要一覧」の解説は、「年忌」の解説の一部です。
「年忌法要一覧」を含む「年忌」の記事については、「年忌」の概要を参照ください。
- 年忌法要一覧のページへのリンク