年俸最低額引き上げ交渉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 01:06 UTC 版)
「1967年のメジャーリーグベースボール」の記事における「年俸最低額引き上げ交渉」の解説
1966年7月に選手会事務局長に就任したマービン・ミラーは、単身選手会に乗り込んでからすぐに選手たちの年俸を調査した。1966年の時点で選手の平均は2万2,000~2万3,000ドルで、メジャーリーガー全体の半数は1万7,000ドル以下、39.7%が1万5,000ドル以下、26.5%が1万2,000ドル以下であり、しかも各球団25名の現役選手の内6.1%は最低年俸額の7,000ドルに甘んじている現状を把握した。1957年以降この最低額は変わらず、選手会はこの7,000ドルの最低額を1万2,000ドルに引き上げる交渉を始める決議をして、1967年7月に9項目にわたる要望書を各20球団のオーナーに送った。そして1967年のあいだに選手側とオーナー側との協議は14回開かれて、翌年に持ち越しとなったが1968年2月21日に合意に達した。
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