平林英子とは? わかりやすく解説

平林英子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/22 03:49 UTC 版)

平林 英子(ひらばやし えいこ、1902年11月23日 - 2001年12月17日)は、日本の小説家中谷孝雄の妻で、本名中谷英子。

長野県南安曇郡梓村(現松本市)出身。武者小路実篤に師事し、新しき村に入る。1924年中谷孝雄と結婚。1932年日本プロレタリア作家同盟に加わる。1934年の作家同盟解散後は『日本浪曼派』に所属。1940年創作集「南枝北枝」を出版。1974年「夜明けの風」で芸術選奨新人賞受賞。2001年、老衰のため99歳で死去。

著書

  • 南枝北枝 ぐろりあ・そさえて 1940 (新ぐろりあ叢書)
  • 流れる星 偕成社 1949
  • 面影いずこ 偕成社 1950
  • 青空の人たち 皆美社 1969
  • 夜明けの風 浪曼 1973
  • 高原にも雀が 皆美社 1985.1
  • マロニエと梅の花 随筆集 朝日書林 1991.11

参考

関連項目


平林英子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 02:46 UTC 版)

梶井基次郎」の記事における「平林英子」の解説

中谷孝雄の妻。中谷同棲中の下宿に基次郎がよく遊び来ていたが、その頃中谷従妹だと紹介されていた。基次郎楽譜つきの立派な讃美歌の本を英子にあげて教えていたが、軟弱な音楽興味のない中谷2人合唱が気に入らなくなり、基次郎帰った後に1人練習している英子の本を取り上げズタズタ破ってしまった。泣いて怒った英子後日そのことを基次郎訴えた時、基次郎はとても不快な顔をしたという。

※この「平林英子」の解説は、「梶井基次郎」の解説の一部です。
「平林英子」を含む「梶井基次郎」の記事については、「梶井基次郎」の概要を参照ください。

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