幕田賢治とは? わかりやすく解説

幕田賢治

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/09 01:10 UTC 版)

幕田 賢治
基本情報
国籍 日本
出身地 神奈川県川崎市宮前区
生年月日 (1978-05-05) 1978年5月5日(46歳)
身長
体重
185 cm
85 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 1996年 ドラフト3位
初出場 1997年10月5日
最終出場 2005年7月1日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

幕田 賢治(まくた けんじ、1978年5月5日 - )は、神奈川県川崎市宮前区出身の元プロ野球選手外野手)。右投右打。プロ野球引退後はクラブチーム・横浜ベイブルースに在籍していた。

来歴・人物

プロ入り前

父は法政二高連覇を達成した時の遊撃手で、社会人野球日本石油でも活躍した幕田正力[1]。父親の転勤に伴って北海道札幌市で出生し、幼少時を札幌市で過ごした。

小学2年生から野球を始め、川崎市立宮崎中学校[1]時代は地元の川崎北シニアリーグに所属し中学2年からレフトのレギュラーを獲得。中学3年時にはオール関東のメンバーに選出され、アメリカに遠征に行っている。そのアメリカ遠征のメンバーには東海大相模森野将彦がキャプテンとして3番を打ち、幕田は4番を打っている。また、横浜高校時代のチームメイト丹波慎也(元ヤクルト丹波幹雄の弟)がアメリカ遠征のエースだった。

野球の名門校・横浜高校では、急逝したエースで4番の丹波に代わってエースになった松井光介を擁し同級生の阿部真宏と共にスラッガーとしてならした(阿部は4番で幕田は5番)。高校の2学年先輩に多村仁志斉藤宜之矢野英司紀田彰一、1学年先輩に横山道哉、1学年後輩に上地雄輔、2学年後輩に松坂大輔小池正晃後藤武敏小山良男がいた。

1996年のドラフト会議中日ドラゴンズから3位指名され[1]、入団。先述の森野が中日から2位指名を受けたため、森野と再びチームメイトとなった。担当スカウトは飯田幸夫[1]

プロ入り後

入団時には打撃を期待され落合新監督の右の主砲候補の一人に挙げられたこともあった。だが、二軍でも目立った成績は残せず一軍では守備固め程度の起用にとどまった。9年目となる2005年戦力外通告を受け、12球団合同トライアウトを受けるも再契約する球団はなく現役引退した。

引退後

引退後は会社員の傍ら「テリー伊藤のってけ球団 横浜ベイブルース」に所属し、2007年5月には茨城ゴールデンゴールズとの試合で指名打者として出場した。

選手としての特徴

プロ入り当時は遠投110 mの強肩、100 m走11秒3の強肩・俊足が持ち味とされ、打撃は荒削りながらも「走れる大砲」と評されていた[1]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
1997 中日 2 3 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .000 .000 .000 .000
2001 2 4 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 .000 .000 .000 .000
2002 4 16 15 0 3 0 0 0 3 4 0 1 0 0 1 0 0 6 0 .200 .250 .200 .450
2004 19 10 8 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 2 0 0 4 1 .000 .200 .000 .200
2005 7 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 .000 .000 .000 .000
通算:5年 34 34 31 5 3 0 0 0 3 4 0 1 0 0 3 0 0 15 1 .097 .176 .097 .273

記録

背番号

  • 53 (1997年入団発表時のみ)
  • 35 (1997年 - 2005年)

脚注

  1. ^ a b c d e 中日スポーツ』1996年11月22日付第5版3頁「竜“8人の侍”ドームの星になれ!! 孝行息子だ3位・幕田 小柄でプロ断念…父・正力氏の夢実現」(中日新聞社

関連項目

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