幕府直轄領、林本陣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 18:54 UTC 版)
幕府直轄領である。道中奉行による天保14年(1843年)の調べで、町並みは10町10間(約1.1 km)。宿内人口793人(うち、男372人、女421人)。宿内家数182軒(本陣1軒、脇本陣3軒、問屋場1軒、高札場1軒、旅籠41軒)。 現在の仲町付近が上尾宿の中心で、本陣・脇本陣・問屋場・高札場などはここに集中していた。比較的小さな宿場であったが、本陣の規模は信濃国・塩尻宿のものに次ぐ大きさを誇った。この本陣は氷川鍬神社の正面にあり、その両側に脇本陣が2軒あった。神社のすぐ南にもう1軒の脇本陣があり、すなわち上尾宿には、本陣が1軒(林八郎右衛門家)、脇本陣が3軒(本陣の両側が白石長左衛門家、井上五郎右衛門家、向かいが細井弥一郎家)あった。
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