市町村連合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/11 01:15 UTC 版)
「フィンランドの地方自治体」の記事における「市町村連合」の解説
フィンランドの地方自治の特徴に、地方自治体とは別に市町村連合(地方区、自治体組合)の存在が挙げられる。 市町村連合は任意ないし、義務として組まれるもので、教育訓練機関、地域振興、土地利用計画の策定、病院サービスや障碍者福祉などが市町村連合によって維持される。各地方自治体は任意で連合を組みこれらを運営するが、このうち地域振興、病院サービス、障碍者福祉などは市町村連合を組んで行うことが義務とされている。任意で連合が組まれる部分については、これらを他の自治体や民間業者から購入することで参加に替える場合もあり、病院区など、限られた分野でのみ協力する形をとることも多い。 市町村連合には課税権はなく、連合を組む各地方自治体による財政確保が義務とされる。中央政府からの補助金もまた、運営費などに充てられる。市町村連合は議会および、理事会により統治される。この議会の議員は、連合に参加する地方自治体により指名される。
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