市島家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/06 07:44 UTC 版)
市島家は、いわゆる千町歩地主(1000町歩以上を所有する巨大地主)と呼ばれる江戸時代からの豪農の一つで、宗家と複数の分家からなる。冶兵衛を始祖として丹波国にはじまり、16世紀末に新発田に移って以来、米相場への投資などで巨額の富を築き、近代まで栄えた家柄である。近世後期を通じて土地集積を進め、最幕末時点では約1800町歩の規模に達し、明治に入って体制再編過程で若干縮小するものの明治21年の所有地価は新潟県第1位であり、地主大国・新潟でもトップクラス、全国でも有数の富豪であった。
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