市内の概要
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/07 01:42 UTC 版)
カルロヴァツは、国内ではグラド・パルコヴァ(grad parkova、公立公園の都市)、グラド・ナ・チェティリ・リイエケ(grad na četiri rijeke、4つの川の上に建った都市)として知られてきた。ムレズニツァ川、コラナ川、クパ川が市一帯を流れ、市中心部から数キロ外側にはドブラ川が流れ、多くの緑地帯を持つためである。これらの呼称は今や忘れ去られたが、自然の美しさは健在である。市建設400周年を記念して製作されたヴェリコ・ブライッチ(en:Veljko Bulajić)による1979年のドキュメンタリー映画は、市中心部のコラナ河岸で日光浴をする人々を映し出している。 公園内で見られる希な種類の木は、イチョウである。小学校の生徒が海から持ち帰ったものである。公園のほとんどは古い軍事砦周辺の塹壕を掘った場所に作られた。かつて塹壕には、荒らし回るトルコ軍から防御する照準手が加えられたように、水で満たされていた。市中心部の一部は今もシャナツ(Šanac、塹壕)と呼ばれ、歴史地区の古い6角形設計が保存されている。
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