左翼ファウルポール:フィスク・ファウルポール
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「フェンウェイ・パーク」の記事における「左翼ファウルポール:フィスク・ファウルポール」の解説
1975年のワールドシリーズはレッドソックスとシンシナティ・レッズの顔合わせだった。レッズの3勝2敗で迎えた第6戦、試合は6-6のまま延長戦に入っていた。 延長12回裏、打席に入ったカールトン・フィスクは左翼ファウルポール際に大飛球を放つ。外野フェンスを大きく越えそうな打球だったがファウルになりそうだった。フィスクは打球の行方を見守りながらその場で飛び跳ね、フェアになれと打球に命じるかのように両手を大きく右へ右へと振った。結局打球は左翼ファウルポールを直撃するサヨナラホームランとなった。レッドソックスは続く第7戦に敗れて世界一を逃したが、この場面でのホームランとフィスクの動作はファンの記憶に残った。 2005年のインターリーグでのレッズ戦の試合前にセレモニーが行われ、左翼ポールが“フィスク・ファウルポール”(Fisk Foul Pole)と名付けられた。
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