左翼グラウンドにあった土手:ダッフィーズ・クリフ(※現存せず)
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「フェンウェイ・パーク」の記事における「左翼グラウンドにあった土手:ダッフィーズ・クリフ(※現存せず)」の解説
開場から1933年まで、左翼フェンス前には土手があった。左翼ポールから中堅にかけて広がるその土手は高さ10フィート(約3.0メートル)はあったといい、フェンウェイ・パークで守備に就く左翼手はその土手を登り降りしながら打球を処理していた。 土手の愛称になったダッフィーとは、1910年から1917年までレッドソックスに在籍した外野手ダッフィー・ルイスのことである。ルイスが打球処理のためこの土手を素早く登り降りしたことから“ダッフィーズ・クリフ”(Duffy’s Cliff)という愛称になった。 1934年、1月5日に発生した火事で破損した部分の補修が行われその際にこの土手を平らにしたため、ダッフィーズ・クリフは現存していない。野球場のフェアグラウンド内に土手があった例としては他にクロスリー・フィールド(オハイオ州シンシナティ)の“テラス”、ミニッツメイド・パーク(テキサス州ヒューストン)の“タルの丘”が挙げられる。
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