工兵技師
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/23 07:34 UTC 版)
「ジェイムズ・H・ウィルソン」の記事における「工兵技師」の解説
南北戦争が始まると、ウィルソンは少尉、中尉と昇進し、1861年9月から1862年3月までポートロイヤル遠征軍の地形工兵技師となった。南部軍管区の地形工兵技師として、サバンナ川河口のプラスキ砦の戦いに参加し、その功績で正規兵の少佐に名誉昇進した。1862年4月にポトマック軍転籍となり、その地形工兵技師を務めたが、ジョージ・マクレラン少将の副官も務めた。メリーランド方面作戦ではマクレランの下に仕え、サウス山の戦いとアンティータムの戦いに参加した。 その後は西部戦線に転籍となり、ユリシーズ・グラント少将のテネシー軍に中佐、かつ地形工兵技師として加わった。ビックスバーグ方面作戦のときは、グラント軍の監察官となった。1863年10月30日、志願兵の准将に昇進した。第三次チャタヌーガの戦いの時は参謀任務を続け、ウィリアム・シャーマン将軍の下でノックスビル開放に派遣された部隊では技師長になった。
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