川景色 (カラッチ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 07:57 UTC 版)
『川景色』(かわげしき、英: River Landscape)は、イタリアのバロック絵画の巨匠アンニーバレ・カラッチがキャンバス上に油彩で描いた絵画である。サミュエル・H・クレス氏のコレクションにあったもので、1952年に寄贈されて以来、ナショナル・ギャラリー (ワシントン) に所蔵されている[1][2]。1590年ごろに制作されたが、当時、アンニーバレと兄のアゴスティーノ、従兄弟のルドヴィコは、宗教または神話の主題の形式的な背景としてではなく、田舎の情景それ自体を描く自然主義的な風景画を創造しようとしていた。この点で、この絵画はアンニーバレのより早い時期の『狩猟』と『釣り』 (ともにルーヴル美術館) [3]と比較できる。
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