川姫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/13 23:15 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動川姫(かわひめ)は、高知県高岡郡、福岡県築上郡、大分県中津地方に伝わる妖怪。その名の通り、川などの水辺に現れる女の妖怪とされる。
概要
福岡県では、若い男たちが水車小屋のそばなどに集まっていると、いつの間にか水車の陰などに現れるという。男が心惹かれてしまうと、たちまち川姫に精気を吸い取られてしまう。川姫が現れた際は、その場にいる年寄りが戒めの合図をし、若者たちがすぐさま下を向いて息を殺すことで、この災いから逃れられるという[2]。
大分県では、川上から水面を飛ぶように歩いてきたり、水の中から飛び上がって橋の上に立つ美女だという[2]。
高知では、檮原町の白王神社そばに谷があり、そこに川姫が現れたという伝承が以下のように残されている。
雨の夜。ある男が友人を訪ねて谷を歩いていたところ、見知らぬ美女が糸枠をまいていた。男は女を怪しんで凄んで見せるも、女は笑いかけるのみ。男は女を化け物と直感し、刀を抜いて糸枠を斬ったところ、女は笑いながら水辺に飛び込んで姿を消した。
やがて男は友人のもとに辿り付き、この話をしたところ、友人は「刀は糸を切ると斬れ味が落ちる。家の刀を使え」と言う。後に男が帰り道を歩いていたところ、谷で再びあの女に出会った。女は「糸切り刀では私を斬れません」と言ったが、男は友人から借りた刀を抜き、女を斬り捨てた。この女が川姫だったという[3]。
脚注
- ^ 宗優子 (2007年4月25日). “やさしい民俗編 悲しいぎせいしゃかな、妖怪 川姫”. 宗優子の妖怪キッズ. 2014年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年11月3日閲覧。
- ^ a b 水野葉舟「妖怪名彙」『民間伝承』4巻7号(通巻43号)、民間伝承の会、1938年11月、 6頁、 NCID AN10219431、2014年11月3日閲覧。
- ^ 松谷みよ子他『土佐の伝説』角川書店〈日本の伝説〉、1977年、68-69頁。 NCID BN03653695。
関連項目
川姫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 06:09 UTC 版)
河童を師と仰ぐ川に棲む妖怪の少女。本来の川姫の性質とは異なり、エッチなことに耐性が低く男を前にすると固まってしまう。河童の入れ知恵でスク水を着、僕っ娘として振る舞っている。また、目を合わせると相手を魅了してしまうため、普段は前髪で目を隠している。
※この「川姫」の解説は、「ねこむすめ道草日記」の解説の一部です。
「川姫」を含む「ねこむすめ道草日記」の記事については、「ねこむすめ道草日記」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- >> 「川姫」を含む用語の索引
- 川姫のページへのリンク