岩戸寺 (丹波市)とは? わかりやすく解説

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岩戸寺 (丹波市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 22:30 UTC 版)

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岩戸寺

石段と土塀
所在地 兵庫県丹波市市島町岩戸525
位置 北緯35度13分11.66秒 東経135度9分22.1秒 / 北緯35.2199056度 東経135.156139度 / 35.2199056; 135.156139
山号 明燈山
宗派 高野山真言宗
本尊 千手千眼観世音菩薩
創建年 伝・宝亀2年(771年
開基 伝・法道
札所等 氷上郡観音3番
丹波西国33ヶ所9番
氷上郡88ヶ所55番
法人番号 4140005008070
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岩戸寺(いわとじ)は、兵庫県丹波市市島町岩戸にある高野山真言宗山号は明燈山。緑に囲まれた山間の高台に位置する。

歴史

寺伝によれば奈良時代宝亀2年(771年)に法道仙人により開祖されたとされる。天正2年(1574年)に明智光秀丹波攻めにより全焼するが、仁王堂は兵火を免れる。天正16年(1588年)に源宥上人により再興され一宇を結び千手院と号す。後に総持院が建立されたが、明治の初期に移転され鴨庄小学校の前身となり、千手院が現在の岩戸寺の庫裏の元となった。本堂に続く石段江戸時代前半である1730年の造設。観音堂1671年の建立だが、1759年に再建されている。また、聖天尊は1932年4月生駒山より勧請した分身であるとされる。ほかに、境内には神仏混淆時代のものと思われる熊野神社や、兵庫県平成9年指定母樹林であるケヤキ(兵庫H9-15)がある。

源宥上人存命時より、明燈山より流れ出る眼病の秘薬であるとされ、今もその名残の水汲み場が残る。

本尊
鎮守
  • 熊野権現

なお、以下の霊場に指定されている。

  • 氷上郡観音札所 第3番霊場
  • 丹波西国33ヶ所 第9番霊場
  • 氷上郡88ヶ所 第55番霊場
御詠歌
とこやみの人の心をてらさんと岩戸の寺に朝日うつろう

所在地

  • 兵庫県丹波市市島町岩戸525

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