岩戸屋喜三郎とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 岩戸屋喜三郎の意味・解説 

岩戸屋喜三郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/01 05:52 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

岩戸屋 喜三郎(いわとや きさぶろう、生没年不詳)は江戸時代江戸地本問屋。代表的な浮世絵版画草双紙版元の一つであった。

来歴

栄林堂と号す。岩戸屋源八と関係がありかと思われるが未詳。浅草茅町2丁目、横山町2丁目北側西角甚兵衛店で延享から寛政を経て文政天保期に営業している。喜多川歌麿鳥文斎栄之礫川亭永理らの錦絵黄金期を始めとして、勝川春潮勝川春英歌川国貞の作品や歌川広重の初期美人画武者絵などを手がけている。

作品

  • 勝川春潮 『浮世雪月華』 大判3枚揃 錦絵 天明中期
  • 鳥文斎栄之 『美人遊興』
  • 鳥文斎栄之『七賢人略美人新造揃』大判 錦絵揃物 寛政7年(1795年)頃
  • 鳥文斎栄之『青楼美撰合』 大判 錦絵揃物 寛政後期
  • 鳥文斎栄之『青楼芸者撰合』 大判3枚続 錦絵 寛政8年(1796年)‐寛政9年(1797年)ころ
  • 礫川亭永理 『鯨取り』
  • 喜多川歌麿 『物干し』 大判3枚続 錦絵 寛政初期
  • 勝川春英 『忠臣蔵』 大判 錦絵揃物 寛政7年
  • 歌川国貞 『御誂絵馬尽』
  • 歌川国貞 『俳優日時計』 大判 錦絵揃物 文化13年
  • 歌川広重 『今様弁天尽』 大判 錦絵揃物 文政4年(1821年)‐文政5年(1822年)ころ
  • 歌川広重『平惟盛』

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「岩戸屋喜三郎」の関連用語

岩戸屋喜三郎のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



岩戸屋喜三郎のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの岩戸屋喜三郎 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS