岡田実 (アナウンサー)とは? わかりやすく解説

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岡田実 (アナウンサー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/11 07:43 UTC 版)

岡田 実(おかだ みのる、1919年11月5日 - 1989年3月11日[1])はNHKの元アナウンサー

ミュージシャン岡田徹は息子[2]

経歴・人物

神奈川県横浜市出身[1]早稲田大学政治経済学部卒業[1]。1944年、NHKにアナウンサーとして入局。スポーツアナウンサーの大御所であった志村正順のもとでスポーツ実況の訓練を受ける。当時、志村のもとで訓練を受けた若手アナウンサーに宮田輝高橋圭三鈴木文彌北出清五郎、斎藤正男、松本憲夫らがいる。岡田自身もその後、若手アナウンサー育成に寄与した。

主にプロ野球中継で活躍したほか、ラグビー、テニス、大相撲、オリンピック中継も担当している。明朗な声で歯切れもよく、正確な描写、試合の確信を突く分析力が受け、アナウンサー志望者に多大な影響を与えた。その一人が岩佐徹フジWOWOW)である。

1950年代は志村正順の全盛期であり、プロ野球中継における解説者小西得郎とのコンビは人気を博した。そのため岡田は小西以外の解説者・松木謙治郎石本秀一苅田久徳らと組むことが多かった(なお、志村が引退した1960年以降は小西と組むことが増えた)。

また1951年から1954年頃、VOA(Voice of America)へ秋山雪雄や野瀬四郎とともに第1期アナウンサーとして出向し、日本語放送を担当した。

その後、野球中継を中心に活動し、1975年にNHKを退職したのちはフリーアナウンサーとして、サンテレビテレビ神奈川など、独立UHF局ラジオ日本のプロ野球中継でも活躍した。

1989年3月11日、直腸癌のため死去[1]

これまでの担当番組

NHK時代

フリー転向後

脚注

  1. ^ a b c d 『現代物故者事典 1988~1990』(日外アソシエーツ、1993年)p.147
  2. ^ https://twitter.com/bi10r/status/331011730157223937”. Twitter. 2021年11月14日閲覧。
  3. ^ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修室『NHK年鑑'73』日本放送出版協会、1973年、183頁。 

関連項目

岡田の野球実況時の解説陣



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