岡本裕一朗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/30 04:59 UTC 版)
人物情報 | |
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生誕 |
1954年![]() |
出身校 |
山口大学 九州大学 |
学問 | |
研究分野 | 哲学・倫理学 |
研究機関 |
九州大学 東和大学 玉川大学 |
学位 | 博士(文学) |
岡本 裕一朗(おかもと ゆういちろう、1954年 - )は、日本の哲学者・倫理学者。玉川大学名誉教授。
経歴
- 出生から修学期
1954年、福岡県で生まれた。山口大学文理学部哲学・倫理学科で学び、1978年に卒業。九州大学大学院文学研究科に進み、1984年に博士課程を満期退学。
- 倫理学研究者として
その後、九州大学文学部助手に採用された。その後、東和大学工学部講師、助教授、教授を経て、玉川大学文学部教授[1]。
1997年、学位論文『『精神の現象学』の体系構想:アリストテレス哲学の再建』を九州大学に提出して博士(文学)の学位を取得[2]。
著作
- 著書
- 『異議あり! 生命・環境倫理学』ナカニシヤ出版 2002
- 『ポストモダンの思想的根拠 9・11と管理社会』ナカニシヤ出版 2005
- 『モノ・サピエンス:物質化・単一化していく人類』光文社新書 2006
- 『12歳からの現代思想』ちくま新書 2009
- 『ヘーゲルと現代思想の臨界:ポストモダンのフクロウたち』ナカニシヤ出版 2009
- 『ネオ・プラグマティズムとは何か ポスト分析哲学の新展開』ナカニシヤ出版) 2012
- 『本当にわかる現代思想:フシギなくらい見えてくる!』日本実業出版社 2012
- 『思考実験:世界と哲学をつなぐ75問』ちくま新書 2013
- 『フランス現代思想史:構造主義からデリダ以後へ』中公新書 2015
- 『いま世界の哲学者が考えていること』ダイヤモンド社 2016
- 『人類と哲学』文藝春秋 2021
- 『アメリカ現代思想の教室 リベラリズムからポスト資本主義まで』PHP研究所 2022
- 『社会学の名著50冊が1冊でざっとまなべる』KADOKAWA 2022
- 『「こころ」がわかる哲学』日経ビジネス人文庫 2023
- 『哲学100の基本』東洋経済新報社 2023
- 『世界の哲学者が悩んできた「老い」の正解」ビジネス社 2023
- 『戦争と哲学』マイナビ出版 2023
- 『AIは「月が綺麗ですね」を理解できるか? 愛と人工知能を哲学する』SBクリエイティブ(SB新書 664) 2024
- 共編著
- 訳書
脚注
- ^ 『思考実験』著者紹介、研究者情報
- ^ CiNii(学位論文)
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